http://www.starcitygames.com/events/coverage/2529_invitational_open_top_8_profil.html
PTホノルルの余韻もまだ覚めやらぬ10月末、競技マジックを愛する私たちに残念なお知らせが入ってきました。
先日、2013-2014年度最優秀新人賞を受けていたジャレド・ベッチャー/Jared Boettcherがウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の行動規定ならびにマジック・イベント規定に反する行為を行っている疑いがあるという報告がありました。調査委員会による綿密な調査の結果、それらの行為が実際に行われていたことが判明してしまいました。これらの行動が行われたイベントの結果として彼は最優秀新人賞を獲得していたため、ジャレド・ベッチャーはマジックの認定イベントへの参加資格を46ヶ月の間失うとともに新人賞も剥奪となります。
調査委員会はベッチャーが対戦相手のデッキを操作していたイベントの報告とビデオによる証拠を確認しました。これは一度限りの事象ではなく、2013-2014年シーズンの間に行われた複数のイベントで行われていました。
2013-2014年度最優秀新人賞の剥奪について http://mtg-jp.com/publicity/0011462/
この「判明してしまいました」という表現に、運営側の気持ちがこもっているよね。間違いであって欲しかった。でも事実だった。その煩悶があらわれています。しかしどうやら、その事実は動画という動かぬ証拠によって確かめられたということのようです。
賞金が絡むとはいえ、こーいうのを対応&報告できるMTGは流石。競技ってそーいうものだよね。>『2013-2014年度最優秀新人賞の剥奪について』 http://t.co/bFWZy2pthu #mtgjp
— ばにら@ドリメ (@SucreauxVanille) 2014, 10月 31
相手のデッキを操作するって、どうやったんだろう? RT @meijin0529 『2013-2014年度最優秀新人賞の剥奪について』 http://t.co/qtLwOr3yrj http://t.co/qtLwOr3yrj
— ささ しゅん (@o_syun) 2014, 10月 31
『2013-2014年度最優秀新人賞の剥奪について』 http://t.co/EhY9gXFXS6 #mtgjp デッキ操作って具体的に何をどうやったんだろう? ビデオがあるんなら、そのビデオを見たいですね。
— ダブゼ (@dabuze) 2014, 10月 31
というわけでその話題の動画を詳しく解説してくれているビデオがありましたのでご紹介します。
あってほしくないことですが、現に、こういうことをする輩がいるわけですから、私たちはその手口を学んで自衛に努めたいものです。
ボトムのカードをチラ見。
不要牌だったのでそれをトップに。
あとはトップを固定したままシャッフル。
なんと単純な、しかし嫌なイカサマでしょうか!
《思案/Ponder》で3枚見てダメだったとき、希望を込めてシャッフルしたあとの1ドローでこんなことされたら泣ける。アップキープに《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》でめくれたトップが土地で弱かったのでフェッチを切って通常ドローに希望を込めたときにこんなことされてたら泣ける!
動画を見ると、明らかに変なシャッフルしているように見えるので、ぜひお時間ある際にはチェックしてみてください。
ではまた。ばずまじ!
コメント
コメント一覧 (8)
>>2
えー。あのルール無くなってるんですか。(5年前の記事に今更驚く
「
Aがシャッフルした場合、Bはカットかシャッフルをしてもよい。
Bがカットを選んだ場合はそれで終わり
Bがシャッフルを選んだ場合、Aはカットをしてもよい
」
これ、単純なイカサマを防ぐにはかなり効果的だったと思います。
第三者要はジャッジにカット任せる=賄賂でカットさせる。(一応会社の人の中からランダムで選出してカットする役の人を当日用意すると賄賂も出来ないかな)
専用の機械を作る(多分現実的ではない)
どちらにしろルールを守って楽しくやるものだよな
イカサマを推奨する訳でも擁護する訳でもないが
ダメ!イカサマ絶対
もうMTGしなくていいよ
シャッフルして渡されたらそのまま。
昔はシャッフルの後に一回だけカットしてもいい、ってルールがあったけど
今はどうなんだろ?