一部ショップ(あみあみ等)ではすでに先行予約がスタートして即時ソールドアウトになるなどしてすでに話題を振りまいていますが、いやー、今年もやってきましたよ「統率者2014」! レガシープレーヤーとしては、過去このセットに何度も笑ったり泣いたりしてきましたから、どうしたって注目しないわけにはいきません。

さて、肝心な問題というのはつまるところこの2択。「パーツ取りするつもりで予約する」か「あとになってシングルで買う」か。この態度を決定するために、過去の人気カードの価格推移を見てみましょう。


漁る軟泥



発売後しばらくしてから大ブレイクし6,000円台に到達。その後、M14に再録されて現在の価格に落ち着きました


狼狽の嵐



当初から高く評価されていたのですが、所詮はサイドカード。ほどほどの値段でスタートしました。しかしレガシープレーヤーの増加と共に価格は上昇。現在は5,000円台です。新たな供給がない限り、このまま上がり続けることでしょう。


真の名の宿敵



発売直後のトーナメントで結果を出して1万円近くまで上昇。その後も引き続きトーナメントで活躍を続けていますが、統率者2013は前回のセットよりも数多く印刷されていたようで十分な数が出回わり結局3,000円台に落ち着きました


考えどころはここから。

需要方面では、グランプリ京都のおかげでレガシープレーヤーはさらに増えると読めます。さらに今回は新しいプレインズウォーカーが収録されるので、もしこれがレガシーでスタメンを張るレベルだった場合、かなりの初動価格が予想されます。

一方、供給方面で検討すべきは、「統率者2013」と同様に印刷枚数が多いのではないか、ということ。2年連続のリリースは、前セットの売上が好調だったことの証明に思えるし、EDHは引き続き人気だし、今回も数多く出荷されるのではないでしょうか。

ということで、この両者を天秤にかけて至る結論は……



「あとになってシングルで買う」


です。

土地やプレインズウォーカーに強力なカードが収録された場合、かつ、印刷枚数が少なかった場合に裏目りますが、今回は5個セットで15,000円とも18,000円とも言われていて前回より高額。それなら、収録カードが全て判明するのを待って希望するシングルに集中するほうがいいという判断です。

ちなみに私は、ウーズに笑い、狼狽の嵐に泣かされ(日本語版の価格が高過ぎる!)、TNNを9,000円のときに買って泣かされたくちです(といっても、TNNの日本語版は今でも高いままなのでそこまで悪くはなかったか)。

もちろん、これはパーツ取りにしか価値を見出せないレガ豚の話。統率者を気軽に楽しめる仲間と時間をお持ちの方は即予約で間違いないと思います!

というわけで続報を待ちましょう。